憎き手足口病

残暑が続くこの頃。

息子のクラスでは手足口病が流行っています。

二学期が始まってから徐々に広がり始めたようです。

現在、30人中10人が手足口病と報告を受けたとのこと。既に完治したお友達もいますが、息子も罹患し先週の金曜日から欠席していました。

てっきり乳幼児がかかる感染症だとばかり思っていたので、手のひらに発疹を見つけた時はまさか!と驚きました。でも、よく考えると幼児と低学年児童の体の違いってそんなにないですよね。

6月頃からニュースでもちょくちょく耳にしてはいましたが、もう9月の半ば。このタイミングで流行するとは…

でも、気候は真夏と変わらないですもんねぇ。

 

ここで手足口病について少しまとめてみます。

手足口病とは

・コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどのウイルスに感染することによって引き起こされるウイルス感染症

・夏に流行

・主に幼児や小児に見られる

 

症状

・3〜5日間の潜伏期間を経て、手・足・口の中に小さな水疱や発疹が現れる

・発熱、喉の痛み、食欲不振

・まれに髄膜炎脳炎などの重篤な合併症を引き起こすことも

 

感染経路

飛沫感染

・水ぶくれが潰れたところから接触感染

・便

 

治療

・特定の治療薬はない

・対症療法(熱や痛みを和らげる鎮痛剤)

・場合によって塗り薬

 

予防

・手洗いうがい

・消毒

・マスクの着用(集団で生活している場合)

息子は発熱から始まりました。

一度熱が下がったタイミングで手のひらにポツポツと。

手のひら、肘、足の裏、膝、おしり、口の中。

手のひらや足の裏の発疹は軽く、痛みもほとんどありませんでしたが、このたびはとにかく口の中の口内炎が酷くて酷くて。

幼稚園の頃に一度かかりましたが、その時は軽く済みました。毎回同じ症状というわけだはないんだなぁと。

病院の先生からは、解熱してから丸一日経過すれば登校は問題ないと言われましたが、とてもじゃないけど学校へ行ける状態ではありませんでした。それにそんなに早く登校したらお友達に感染させちゃいますからね。

実際に連鎖中なので、個人的には登校基準を見直してほしい気持ちでっす。

 

息子、とにかく

喋りたくない、食べたくない、飲みたくない。

 

いつもニコニコぺちゃくちゃお喋りするのに、表情も暗くお口一文字でだんまりしちゃって…

ただでさえ細っちょなのに、どんどん体重が減っていくのです。

可哀想すぎるよ、代わってあげたいよ息子よ。

憎い…憎いぞ手足口病がっ

 

 

最初の頃はおかゆさんやうどんなどを食べることができましたが、その後はほとんどエネルギーゼリーの生活でした。しかもゼリーの味、グレープフルーツとかマスカットとかその他諸々苦手な息子。ぶどうとりんごのみで乗り切るという。

 

でも、一昨日の夜は頑張ってだんご汁食べれたし、昨日は比較的楽になったようで、少しずつではありますが日常の食事ができるようになるまで回復しました。

ご飯食べてるーーーーっ

笑顔も増えて…

…ほんと良かったです。涙

 

体重は約1kg減ってしまいましたが(貴重な1kgっ泣)…これから戻していこう!

 

発熱してからちょうど一週間、今日は元気に登校できました。

大好きな給食も食べれたみたい。良かった良かった。

 

 

因みに、大人でも手足口病にかかることがあるそうで。

個人差はありますが、子供よりも重症になる傾向があるとのこと。痛みが強く出るんですって。

感染者は子供が全体の90%を占めているのに対して大人は10%ほど。その中で症状が出るのは1%未満だそうなので…ごく稀なのですね。ちょっと安心しました。私も今のところ大丈夫そうです。

ですが、基本的な感染対策である手洗いうがいはしっかりしなきゃですね。

 

ただ、これが終わってもこれから寒くなるにつれて今度はインフルエンザかー

全く勘弁して欲しいですよね。

 

来週から気温が落ち着く予報になっています。

季節の変わり目、皆様も体調にお気を付けてお過ごしくださいね!